鍵交換

築38年にもなる一戸建ての鍵交換に対応しました。
ドアはトーヨーサッシのロイヤルアルミドアでした。

ロイヤルドアは高級玄関ドアに分類されるものです。1975年頃から1983年頃にかけて製造、販売されていました。

ドアには鋳物のサムラッチハンドル錠と飾り座付きの補助錠が使われています。
上と下のケースロックとシリンダーはBESTという会社の刻印がされています。OEM製品だということがわかります。
こちらのサムラッチ錠の調子がおかしいということで相談をいただきました。

まず、主錠の調子が悪くなったそうです。施錠も開錠もできなくなったということで上の補助錠だけを使用して開け閉めしていたそうです。しかし、そちらも最近になって調子が悪くなってしまったそうです。
現場で調べてみると上も下もケースロックの中で内部の部品が故障してしまっていました。
なのでこちらの部品を交換しました。

故障の原因としては経年劣化が一番に考えられます。40年近く使用していたものですが、これまで使い続けられたのは玄関まわりを適度にお掃除していたからだと考えられます。
その御蔭でアルミドア自体は特に不具合はありませんでした。
このように古いドアでも大切に使い続けて定期的にメンテナンスをしていけば大掛かりなリフォームは必要ありません。これからも大切にしていってほしいなと感じる現場でした。